保育園の午睡チェックとは?0歳児5分・1〜2歳児10分の確認と、乳児保育の安全な眠り
0〜2歳児の保育で、毎日欠かさず行うのが「午睡チェック」です。お昼寝の時間は、保育室が静かになる一方で、職員の注意がいちばん求められる時間でもあります。ここでは、これから乳児保育に関わる保育士・保育補助の方に向けて、午睡チェックの基本をまとめます。
なぜ午睡チェックが必要なのか
乳児期には、睡眠中に呼吸が止まってしまう乳幼児突然死症候群(SIDS)や、うつぶせ寝・布団などによる窒息といった事故のおそれがあります。国の「教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドライン」でも、睡眠中は重大な事故が起こりやすい場面として、注意点が示されています。午睡チェックは、こうした事故を防ぎ、異変にすぐ気づくための大切な仕事です。
確認の間隔の目安
自治体の指導などで示されている目安は、次のとおりです。
- 0歳児:5分に1回
- 1・2歳児:10分に1回
園によっては、これより短い間隔で確認したり、センサーなどの機器を併用したりしています。機器を使う場合でも、職員が目で見て、手でふれて確かめることが基本です。
何を見るのか
午睡チェックでは、子ども一人ひとりについて、次のような点を確かめて記録します。
- 呼吸:胸やおなかが動いているか、息づかいに変わったところはないか
- 姿勢:仰向けか、横向きか、うつぶせになっていないか
- 顔色:顔色や唇の色に変わりはないか
- 周り:顔の近くにタオルや布団がかかっていないか、汗のかき方や体温はどうか
うつぶせになっていたら、仰向けに直して、そのことも記録します。
仰向けに寝かせる
乳児を寝かせるときは仰向け寝が基本です。1歳以上の子どもでも、家庭での寝かた、睡眠のリズム、発達の様子などがわかるまでは、仰向けに寝かせるよう示されています。入園して間もない時期は、特にていねいに様子を見ます。
記録をつける意味
午睡チェックの記録は、「確認した」という事実を残すとともに、職員同士で子どもの眠りの様子を共有するためのものでもあります。寝つきの良し悪しや、眠りが浅い日が続いているといった変化は、保護者との会話や、日中の保育を考えるヒントにもなります。
はじめての方へ
午睡チェックは、手順を覚えれば決して難しいものではありません。ただ、「なぜその確認をするのか」を理解しておくと、子どもの小さな変化に気づける保育者になれます。0〜2歳児の園では、先輩職員と一緒に確認しながら、少しずつ身につけていくのが一般的です。
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