0〜2歳の「からだの発達」を保育に生かす|理学療法士と学ぶ乳児保育の視点
0〜2歳は、からだが一生のうちでいちばん大きく変化する時期です。寝ているだけだった赤ちゃんが、1〜2年のうちに歩き、走り、階段をのぼるようになります。この時期の保育に関わる保育士にとって、「からだの発達」を知っておくことは、毎日のあそびや関わりを考えるうえで大きな助けになります。
運動発達のおおまかな目安
運動の発達には大きな個人差がありますが、おおまかな目安として、次のような順番で進んでいきます。
- 首がすわる:生後3〜4か月ごろ
- 寝返り:生後5〜6か月ごろ
- ひとりでおすわり:生後7か月ごろ
- はいはい:生後8〜9か月ごろ
- つかまり立ち:生後9〜10か月ごろ
- ひとり歩き:1歳〜1歳半ごろ
時期が早い・遅いだけで判断するのではなく、「順番に積み上がっているか」「左右差がないか」「その子なりに少しずつ進んでいるか」を見ることが大切です。気になることがあれば、保育者だけで判断せず、保護者や専門職と相談します。
「はいはい」の時間を大切にする理由
はいはいは、腕や肩、体幹の力、左右の手足を交互に動かす協調、目と手の連動など、のちの姿勢や手先の動きの土台になると考えられています。歩けるようになるのが早いことよりも、はいはいやずりばいで十分に動き回る経験を積めるかどうかが大切だ、という考え方もあります。保育室の環境を工夫して、安全に動き回れるスペースを用意することは、保育者ができる大切な支援です。
保育の中でできること
特別な訓練をしなくても、毎日の保育の中でからだの育ちを支えることができます。
- うつぶせあそび:起きている時間に、保育者がそばで見守りながら短い時間のうつぶせを経験する(眠るときは仰向けが基本です)
- くぐる・のぼる・またぐ:マットやトンネル、段差を使ったあそびで、いろいろな姿勢や動きを経験する
- 手先のあそび:つまむ、にぎる、入れる・出すなど、発達に合わせたおもちゃを用意する
- 抱っこやおんぶの姿勢:子どもが自分でからだを支えようとする力を引き出す抱き方を意識する
専門職から学ぶ意味
理学療法士は、からだの動きや姿勢の専門家です。保育士が日々見ている子どもの姿を、運動発達の視点から読み解いてもらうことで、「この子にはこんなあそびが合いそう」「この姿勢はこういう理由かもしれない」と、関わりの引き出しが増えていきます。保育の経験と専門職の知識が合わさることで、子どもを見る目が深まります。
トリオランドでは
トリオランドは、世田谷区で生後57日目〜2歳児クラスをお預かりする企業主導型保育園です。理学療法士による勉強会を定期的に行い、発達の視点を毎日の保育に取り入れています。乳児期のからだの育ちを学びながら働きたい方は、採用情報をご覧ください。
この記事は公開時点の一般的な情報をもとに書いています。制度や基準は自治体・年度で変わることがあるため、最新の案内でご確認ください。募集職種・給与・休日などは採用情報と公式の募集要項が優先します。
0〜2歳の少人数保育で、一緒に働きませんか。
トリオランドは世田谷区の駒沢大学園(駒沢大学駅 徒歩約6分)と梅ヶ丘園(梅ヶ丘駅 徒歩約1分)で職員を募集しています。募集職種・給与・勤務時間などは、応募時点の最新の募集要項でご確認ください。応募の前の園見学も歓迎しています。
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